鹿屋から佐多岬へ
素晴らしい晴天です。気温も30℃を超えています。これから約70km先の佐多岬へ向かって走り出すのは、あまり賢い選択とは思えませんが、ここまで来れば止められません。
基地を半周ほど回って、少しくだった所から自転車道に入ります。一般道を通ると峠越えが待っていますが、自転車道だと海岸まで下るのみでラクチンです。
海岸に出ればフラットな道路が続きます。大根占・根占と走りすぎて大隅半島の先端に近づいてきました。
道の駅根占、本土最南端の道の駅だそうです。平日だからでしょうか?まだ3時にもなっていないのに店じまい中です。
しかたがないので自販機のコーラで喉の渇きを癒します。
海の向こうに開聞岳が見えていますが、かすかにしか見えていません。
日陰が無いので休憩もそこそこに走り出します。
少し走って見つけたのは台場跡。薩英戦争時の砲台跡だそうです。薩英戦争で使われる事はなかったそうですが、撃ってもとどいたんでしょうか。
大隅半島最南端の町?伊座敷で国道269号線は終わって、県道68号線で大泊へ向かいます。
ふれあいパーク佐多。展望台になっていて、ここからも開聞岳が見えていますが、今日は霞んでいます。
トイレと佐多岬灯台の説明がありましたが、それだけです。
ここから佐多岬ロードパークが始まります。以前は私有の有料道路で自転車は走る事が出来ませんでしたが、南大隅町の所有となった今は解放されていて自由に走る事ができます。
写真の第一料金所は目印になるからでしょうか残されていますが、ロードパーク途中にあった第二料金所は撤去されて跡形もありません。
第二料金所は、たぶん此処だったんだろうという痕跡は残っています。
途中にあるトンネルを除いて、このような二車線道路が約9km続きます。高低差はそれほどありませんが最大斜度10%程度のアップダウンの連続です。
写真を取り損ねましたが野生の猿も出没します。
ロードパーク終点の駐車場には本土最南端の電話ボックスがあります。中には緑の公衆電話が設置されていたので今でも使えるようです。
記念に電話をどうぞってな事が書かれています。そんな事する人いるんでしょうか?
このトンネルをぬけて岬へ向かいます。ロードパークと同じく以前は有料でしたが、現在は無料になっています。
自転車を押していく事は可能ですが、先には階段があるので担ぎ上げるのは中々大変です。
階段をヒイヒイ言いながら担ぎ上げるとあります。展望台までは、もう少し階段が残っています。
本当に歩いて行ける最南端です(たぶん)。
展望台は撤去されて更地になっていて、鉄パイプでまわりが囲われています。いずれ整備されるのでしょう。
これが一番古そうに見えます。
帰りに撮影。北緯31度線の看板。カイロ・ニューデリー等と同じ緯度だそうです。
この先は近道をして楽にホテルに着くはずが、最後の坂道は急坂でゼエ~ゼエ~・ハア~ハア~。
ホテル佐多岬。今日宿泊するホテルです。料理も美味しくて、対応もフレンドリーで、一泊後気持ちよく出発出来ました。
今日のコース詳細
→ 轍(コースタイム・プロフィールマップ・GPSログ)
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